株式会社 エー・アール・ジー

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061 我如古の家

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DATA
用 途:個人住宅
敷地面積:768㎡(232坪)
延床面積:240㎡(72坪)
階 数:地下1階・地上1階
構 造:壁式鉄筋コンクリート造
担 当:大城 朝博

Concept
 沖縄では昔から祖先崇拝などの行事が多く、イフェー(仏壇)のある家には親戚が集い、皆で御馳走作りや会食をおこなう機会が多くある。しかし、イフェーが受け継がれる中、祖先崇拝行事を家族の生活空間の中でおこなうことに対し違和感を持つオーナーが増えてきた。だからといって祖先崇拝を怠るわけではない。今後、戸惑いのある現状を解決することが大切でそれが重要課題である。
 そこで、このプロジェクトはこれらの現状に対し、国の重要文化財である中村家をモチーフとし、母屋にある一番座(客間)二番座(仏間)をアサギ(離れ座敷)に移動することで、ウフヤー(家族の空間)とアサギ(客間の空間)の役割を昇華した中村家の進化系として位置づけ、これからのプロトタイプ性を備えた住まい造りに対する提案としている。
 外壁は台風や塩害、シロアリの多い沖縄の厳しい環境を踏まえ、RC造を採用。ウフヤーの方は車社会の沖縄で車を2台以上所有する世帯への対応として車庫を配置。各室出入口は引戸として風の流れを確保し、行き止りを造らず回遊性を持たせている。アサギの方は中村家のエッセンスを凝縮して一番座(客間+仏間)二番座(居間+寝室)及び裏座(水廻り)を配置し、空間を仕切ると同時に、緩やかにつなげ、フレキシブルに対応できる空間をつくっている。
 

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