家族で国頭村のやんばる森の美術館へ行ってきました。

ブログ担当の崎浜です。

先日、家族3人で国頭村のやんばる森の美術館へ行ってきました。

2021年ユネスコ世界自然遺産に登録された国頭森林公園内に美術館はあります。

沖縄の木々を活用した玩具は県内の木工作家によって制作され、たまごプールなど200点のおもちゃや遊具があります。

遊具(トンネル)は樹齢300年の琉球王国時代に林業の父といわれる蔡温によって植えられた松を「蔡温松」と名があることを学びました。

伐採は禁じられていますが大型台風により一部が倒れた蔡温松を譲り受けてトンネルとして使用されています。

館内の床材はやんばるの森に70%を占める木材(イタジイ)がフローリングに敷かれ自然素材をふんだんに使用した心地よい施設です。

クラウドファンディングの呼びかけによりおもちゃが提供され、

支援者が現地に訪れた際は、壁面棚の余白にヤンバルクイナをはめ込む仕組みになっていることにストーリー性を感じました。

来場者が楽しむだけでなく、おもちゃを通して人と人が繋がりまた、子どもたちが感情や感性を豊かにする施設だと思います。

2019年に燃失した首里城の復元には国頭村産のオキナワウラジオガシが活用されている同材の展示を見ることができます。

掲載写真は開店直後の写真です。時間が経つにつれて沢山のお客さんで大盛況でした。

2025年夏に現在の規模が4倍へ拡大してリニューアルの予定があり開館を楽しみにしています。

▼やんばる森のおもちゃ美術館
https://www.kunigami-forest-park.org/toy_museum/

投稿者:崎浜国男

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