建築士事務所全国大会 福井大会
沖縄県建築士事務所協会において、毎年恒例の全国大会で福井県に行ってきた。福井は始めての来訪で「越前ガニ」「恐竜」のイメージがある。
福井の歴史は奈良時代に遡り、当時越前国は日本の重要な政治・文化の中心地として栄え越前国府が置かれた。その後、文化と政治の中心地として繁栄させ、京都、堺に続き、日本で3本の指に入る町だったと言われている。
1945年の福井空襲、1948年の福井地震で甚大な被害を受けた。福井にはフェニックスとつく名称が多数使われており、会場名のフェニックスプラザ、フェニックス通り、フェニックス祭り等々。2つの大災害から復興を象徴するもの「不死鳥(フェニックス)の如く蘇る街」として親しめる名称が「フェニックス」になる。
福井の建築物は、歴史と現代が調和する特色を持っており、福井城跡や、一乗谷遺跡など歴史的な遺産の保存と再利用を図りながら、現代的な都市機能を融合させた魅力的なまちづくりを行っている印象であった。
投稿者:池間 守