応急危険度判定活動~令和8年熊本地震~
ブログ担当の崎浜です。
令和8年熊本地震の影響を受けた地域において、応急危険度判定活動に参加しましたので、その活動内容について報告します。
概要
調査日時:令和8年8月5日(水) ~ 8月7日(金) 【3日間】 9時~17時
派遣体制 第二陣 (県4人、民間4人の計8人)
活動地域:熊本県美里町馬場 (熊本市内から車で約1時間)
調査件数:約200戸
調査拠点:現地公共施設
気象条件:晴れ 最高気温:35.7度~38.1度
地域での活動
・熊本県庁の対策本部で会議を行い、各地域から集まった調査員へ活動方針や注意事項が共有されました。
・その後、派遣先地域へ移動し、区域・担当を分けて応急危険度判定を実施しました。
・ 道路や周辺状況を確認しながら、住宅ごとに外観調査を行い、建物の状況判定・記録しました。
・活動期間中は最高気温が38度を超える厳しい暑さとなったため、熱中症に十分注意し、こまめな水分補給と休憩を取りながら活動しました。
応急危険度判定とは
• 大地震により被災した建物について、余震等による建物の倒壊や部材落下などの危険性を応急的に判定するものです。
• 人命にかかわる二次災害を防止することを目的としており、 判定結果は「調査済・要注意・危険」の3区分で表示されます。

住民の方々からの声
調査活動中、住民の方々から当時の状況についてお話を伺う機会がありました。
「10年前の地震より揺れが大きかった」
「停電により復旧に時間が掛かり(3日間)車中泊を余儀なくされた」
「水道管が破損し水が出ない」
「家の中の家具が全て倒れた」
こうしたお話を直接伺うことで、地震が日常生活に与える影響の大きさを改めて感じました。
活動を通じて感じたこと
今回、地震の影響を受けた地域で応急危険度判定活動に参加する機会を得ました。
調査期間中は非常に気温が高く、最高気温が38℃を超える日もありました。そのため、こまめな水分補給や休憩など、熱中症対策を行いながら調査を進めました。被災地での活動では、建物の安全性を確認するだけでなく、まず調査員自身の安全を確保することが重要であると改めて実感しました。
また、過去にも大きな地震を経験した地域であることから、住民の方々の防災や地震に対する意識の高さを感じる場面もあり、調査への理解と協力をいただきながら活動を進めることができました。
調査中には、住民の方から飲み物をいただいたり、感謝の言葉をかけていただいたりすることもありました。被災された状況の中でも、周囲を気遣う地域の方々の温かさがとても印象に残りました。
今回の活動を通して、自然災害の恐ろしさを改めて認識するとともに、建築に携わる者として、災害時に建築物の安全性を迅速に確認することの重要性を実感しました。
この経験で得た知識や教訓を今後の業務にも生かし、災害時に少しでも地域や社会に貢献できるよう、応急危険度判定に関する知識と技術をさらに高めていきたいと思います。
投稿者:崎浜国男