うるま市の海中道路にある海の駅あやはし館で「琉球の木造船」を鑑賞してきました。
みなさんこんにちは、エー・アール・ジーの松堂と申します。
今回は、「琉球の木造船」について話しをします。
とある日の休日、うるま市の海中道路にある海の駅あやはし館に行ってきました。
あやはし館の2階に木造船の展示スペースがあり、琉球の木造船の展示を観てきました。
マーラン船の縮小模型や設計図、サバニの実物が展示してありました。
展示室内では、船大工3代目の棟梁が見学者に木造船について説明をしてくれました。
棟梁の話で、
「船を造る木材は板を曲線に切るのではなく、まっすぐな板を湾曲に曲げて造ること」
「船板と船板の接着面に接着剤などを使わないこと(木造船は、海に浮かべた時、水(海水)によって木が膨張して接着面がきれいにふさがり水漏れしなくなる)」
を初めて知りました。
沖縄では、梅雨の終わりを告げる「ハーリー」が盛んに行われていますが、みなさんも休日に「沖縄の木造船」を観に、又、棟梁から沖縄のルーツやハーリーの話を聞きに出かけてはいかがでしょうか。
投稿者
設計課 松堂 政洋