軽井沢 視察研修
沖縄県建築士事務所協会において、将来の沖縄の「まちづくり」を考え、推進していく上で、学習の一環として長野県軽井沢市内を視察してきた。
軽井沢は、江戸時代には五街道のひとつ中山道が通る宿場町であり、中山道の難所のひとつとして知られる碓氷峠の西側の宿場町として栄えていた。
1888年(明治21年)に日本に滞在していたカナダ人の宣教師ショーが軽井沢初の別荘を建設し、保養地・避暑地としての軽井沢の歴史を切り開いた。別荘第1号は、民家を移転し、改造したものであった。
軽井沢では、家を建てるときには周囲の景観を良く考えることが大切で、軽井沢の自然環境を守るために条例・要項以外で「暗黙の軽井沢ルール」がある。
・家の高さは原則10m以下 ・屋根は勾配屋根 ・外観色の制限 ・建物は隣地境界線から3m以上、かつ高さの1/2以上離す等々、別荘の人々が長年の軽井沢生活の中で身につけてきた、自然環境を大切にする流儀が根付いている。
将来の沖縄の発展の為に、私達県民、企業、団体が物事に関心を持ち、出来る事を真剣に取り組んでいく事が大切であると考えます。
投稿者 池間 守