在沖狩俣郷友会

先般(一社)沖縄宮古郷友連合主催の「第35回藝能まつり」に郷友会の一員として参加してきた。

在沖縄の各郷友会や他有志等による藝能が披露され、私の父と母の故郷である宮古の狩俣の演目は「かりまたのいさみが」を披露した。

「かりまたのいさみが」とは、宮古に伝わるクイチャーアーグの一つで、ある日、イサミガは潮干狩に出て友達に会い、自分の姑は夏の南風のようだと自慢する。しかし姑はイサミガがとった大きな蛸を、情夫にとらせたものだといやがらせをするという歌で、3分程の短時間に凝縮した軽快なリズムの踊りで女性のみの10名で出演した。来場された方々も宮古藝能の文化を十分堪能したものと思う。

狩俣の西の浜はとても綺麗で、この自然と先人達が存続させ培ってきた伝統藝能を次世代の人々に継承していく事は、私達現世代の使命である事を痛感したひと時であった。

投稿者:池間 守

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