ふてんまの家
用 途:個人住宅
敷地面積:143.01㎡(43.2坪)
延床面積:216.23㎡(65.4坪)
階 数:地下1階地上2階
構 造:壁式鉄筋コンクリート造
担 当:大城 朝博
竣 工:2015年2月
敷地は本島中部にある普天間基地の近くに位置した住宅街にあり、元々そこに建つ住宅の建て替え計画です。 以前の住宅は角地で高低差のある前面道路から60cm以上低い土地に建ち その影響で湿気が多く一年中除湿機を使用されていたそうです。本計画ではそれを解消すべく日照、通風、を確保し住環境の快適さをめざしました。 外観はアルミルーバーを特徴としたモダンなファサード。お客様の要望を満たすため43坪の敷地に建蔽率制限70%に対し69.9%確保し、湿気を解消するために一階リビングに面する南側土地を1m盛土し、植樹のできる庭を配置。道路高低差を利用して道路が低い部分に半地下車庫を配置しました。高齢となるお母さんのため1階に家事導線を集約。タイル張りのサニタリーは同居するイヌ用のトイレスペースを確保しています。 40年以上生活するこの場所で、家族にとって快適な空間を追求し、新たな生活が楽しく心地よい空間を提供できたとことを嬉しく思います。