もとぶの家

計画敷地は三方向を車一台が通れる程度の狭い道に囲まれた敷地であり、近所の子供達の通学路となっているため、計画を進めるにあたり道を利用する周辺の方への配慮とクライアントの日常生活のプライバシーを念頭に設計を進めました。 敷地境界に塀を設けないことで建物外周部をプロムナードとして計画し、部分的にレモンやオリーブ等の植栽を設け、道の安全性と景観向上を図りました。 道路に接する建物外周の窓は高窓を基本とし、リビングの大きな窓は花ブロックにより視線を遮りながら通風をとり、吹き抜け上部の窓により採光を確保することでプライバシーを保ちながら住空間としての居住性を確保することに努めました。